日本人のほとんどの方が黒髪な為白髪が1本あるととても目立ちますよね。
白髪は老化、ストレス、色素などの様々な要因で生えてくると言われていますが、詳しく白髪のメカニズムを知っている方は少ないと思います。
今回は白髪について詳しく解説&対策をしていきたいと思います。
白髪のメカニズム
髪に色を与えているのはメラニン色素です。
このメラニン色素が何らかの原因でつくられなくなると、毛髪は色を失い、光を反射して白く見えるようになります。これが白髪です。
白髪だけでなく世界には様々な種類の髪色の人がいます。黒毛、赤毛、ブラウン、ブロンドなどなど。
それらも全てメラニン色素の影響で発色しています。
50代で全て白髪になる人もいれば、いくつになってもほとんど白髪がない人もいます。
そう思うと髪の毛とはとても不思議なものですよね!
そもそも白髪についてはまだまだ解明されていないことが多いんです。
その理由は、生死に関わらないから研究する機関が少ないことにあります。
しかし、科学の進歩と共に少しずつ解明されていることもあるんです。
白髪の原因
白髪には様々な原因があると言われています。
それらを挙げていきます。
・老化
老化によってメラニン色素を作る細胞の活性が弱まり白髪になります。
これはかなり個人差がありますが、平均すると30代半ば頃から少しずつ白髪が出てきて、50代頃には半数が白髪になります。
・ストレス
ストレスを感じると交感神経が活発になる
⇒交感神経が活発になると、かなり高いレベルのアドレナリンが分泌される
⇒高いレベルのアドレナリンは色素細胞の活動を弱める
⇒色素細胞の活動が弱まるとメラニンが供給されず白髪になる
というメカニズムらしいです。文献が難しいのでかなり噛み砕いてまとめました。
遺伝
よく、「親が祖父母が白髪だらけだから白髪家系」なんて話を聞きます。
しかし、白髪は遺伝と関係ない!と言い切る科学者もいれば、遺伝と関係はあるが詳しくはわかっていない。という科学者もいます。
どちらにせよ、遺伝が原因で白髪になるかは今現在は謎なのです。
栄養不足
栄養が偏ると白髪になるという話も遺伝同様よく聞く話ですが、これについてもしっかり解明されていません。
しかし、「毛髪は生命に関係する度合いが低いので、栄養素を取り込む優先順位は最後のほうに回される。重要な臓器を優先する。そのため何かが不足したとき一番初めにダメージを受けるのが毛髪。頭皮に栄養や酸素を運ぶための、血行・血流が悪くなってしまう。」
という納得できる記述をみつけました。医学的、化学的にはっきりしていないけど、影響があることは確かなようです。
病気や薬の副作用
円形脱毛症の後や、慢性の胃腸疾患、マラリア、貧血症、甲状腺疾患などの病気があると、白髪が増えることがあります。
また薬の副作用で白髪になることもあります。
数ヵ月という短い期間で急激に白髪が増えた場合はこちらの可能性が高いと言えるでしょう。
こうして原因を挙げてみると様々な要因があることが分かります。
これだけ多くの要因があると、単に老化だけが原因ではない方もいると思います。
そして様々な要因のある白髪ですが、次回はその白髪をどう対策していくかについて今現在有効だといわれているものを書いていきます。
この記事が参考になれば幸いです!
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