【ワックス】選び方と使い方・ショート~ショートボブ編

【Blog】

●ショートボブなのですが、猫っ毛でペタンとしやすいです。ワックスのオススメや、ボリュームを出すコツを教えてほしいです。

●最近ショートにしたのですが、ワックスを使ってセットをしても、外に出て風に吹かれると元に戻ってしまいます。雑誌みたいな感じをキープしたいです。

女性でショートやショートボブの人は、こんな悩みを持っている人はたくさんいると思います。

どれを使ったらいいのか分からないほど、たくさんあるヘアワックス…。

そして、美容師さんにしてもらったようなセットがなかなか出来ないし、それが持続しない…。

実はワックスは、《髪質やどんなセットにしたいか》によって、選び方が全く変わってきます。

そして、美容師さんがしてくれるスタイリングは、ワックスだけで仕上げている訳ではありません。

以前のブログでも書きましたが、《ワックスを付ける前の下準備=ブローやコテでのスタイリング》がしっかり出来ていてこそなのです。

では、どのような髪質にどんなワックスが合っているのか?

また、スタイリングの仕方なども、髪質別に解説していきたいと思います。

ワックスの種類

①ファイバータイプ

「ファイバー=繊維」という意味で、ワックス自体が糸を引くように伸びが良いので使いやすく、髪に良く馴染むため、セットがしやすいのが特徴です。

毛束をまとめたり、毛先に動きを与える事が出来ます。

油分や水分が多いためツヤ感が出ますが、そのため、重くなりがちなので、付けすぎには注意です。

②クレイ・マットタイプ

こちらは、『ドライワックス』とも言われる種類になります。

”ドライ” というだけあり、油分や水分が少ないため、ツヤ感や伸びは弱いですが、キープ力が高いです。

しっかりセットしたい人向け。

ただ伸びにくいため、ワックスに慣れていない人は使いづらいと感じる事もあります。

③クリームタイプ

ファイバータイプとクレイ・マットタイプの中間の性質をもっています。

ソフト〜ハードまで、固さも様々あります。

キープ力、ツヤ感、伸び感、全て普通です。

種類によっても異なりますが、基本的にはキープ力があまりないため、全体を固めるというよりは軽くまとめる力があるので、ナチュラルに見せたい時に使うのがオススメです。

『まずは試しに使ってみたい』という人向けです。

④バームタイプ

こちらは見た目からワックスの印象を受けますが、アルガンオイルやホホバオイルを固形状にした物になります。

天然の脂質をブレンドしているので、ハンドケアやスキンケアとして使用できる物も多く、人気が高いです。

今風のウェットな仕上がりになりますが、ワックスのような、パキッとした見た目にはなりません。

他にも、ジェルタイプ、ムースタイプ、グリースタイプ、パウダータイプなどもありますが、今回はショート〜ショートボブの人向けに、今風のスタイリングが出来る物を紹介していきますので、この4つのワックスに絞りたいと思います。

髪質別で選ぶべきワックス

■軟毛タイプ

1本1本の毛が細く、髪全体にボリュームが出にくいのが特徴です。

そんな軟毛タイプの人は、油分や水分の少ない『ドライワックス』を使うのがおすすめです。

油分の少ないワックスの見極め方しては、名前に『ドライ』や『マット』などが含まれているので、チェックしてみて下さい。

逆にファイバータイプ、クリームタイプ、油分たっぷりのバームタイプのみを使うと、重みで髪がペタンとしてしまい、ボリュームダウンの原因となるので避けましょう。

■直毛タイプ

さらさらのストレートである直毛タイプは、そのままでも非常にツヤがあり綺麗に見えます。

ですがスタイリングをする際に、巻きが取れやすく、すぐにボリュームダウンしてしまう特徴が!ます。

出来るだけカール感を持続させるためには、こちらも『ドライワックス』がおすすめです。

軟毛タイプと同じく、油分と水分の少ない物を選びましょう。

■剛毛タイプ

髪質が硬く、ゴワついたり広がるのが特徴です。

ボリュームが出やすく、パサついて見えてしまう毛質には、ツヤ感の出るファイバータイプ、クリームタイプ、バームタイプを使うのがおすすめです。

ファイバータイプはしっとりとした束感を出し、クリームタイプはあまりハードすぎる物ではなく、ソフト系を使う事で、ボリュームダウンさせる事が出来ます。

■くせ毛タイプ

くせ毛の髪質は、大きく分けて剛毛タイプと軟毛タイプとあります。

上記で書いたように、剛毛くせ毛タイプは、ファイバー、クリーム、バームを使う事で、広がりを抑えてツヤを出す事が出来ます。

また、軟毛くせ毛タイプはペタンとなってしまうため、油分の少ないドライワックスを使う事でボリュームを出す事が出来ます。

スタイリングの仕方

ここまでで、髪質によってどのワックスの選ぶのが良いか、知ってもらえたかと思います。

軟毛・・・クレイ・マットタイプ

剛毛・・・ファイバー、クリーム、バームタイプ

それでは、この2パターンの毛質別で、スタイリングの仕方を書いていきます。

■軟毛のスタイリング

  1. 手やスプレイヤーで髪を濡らします
  2. アウトバストリートメントを付け、ドライヤーの熱から髪を保護します

トリートメントは、髪の毛の中間〜毛先に付けるようにしましょう。

 3.根元からしっかり立ち上げるよう、ドライヤーで乾かしていきます

●この時、分け目と逆の方向から熱を当てる事で、トップがふんわりとします。

●サイドや後ろも、自分の仕上げたい形になるようにれ毛流れを意識しで乾かしましょう。

●襟足をスッキリさせたい場合は、ドライヤーの熱を上から当て、手で抑えるようにして乾かします。

●逆に後頭部など、ボリュームを出したい場合は、下からドライヤーの熱を当てて乾かしましょう。

4.アイロンやコテで形を作ります

●過去のブログでも何度も書いてきましたが、低温での熱では、特に軟毛の人はすぐにカールが取れてしまいます。

180度前後の熱で、しっかりカールや毛流れを作る事が、取れにくいポイントとなります。

5.ワックスで仕上げます

●しっかりとベースを作った所で、ワックスを使って仕上げていきます。

●ドライワックスを手の平でムラなくしっかり馴染ませ、髪を下から上に持ち上げて空気を入れ込むように揉み込んだり、握ったり、シャンプーをするようにわしゃわしゃしながら、髪全体に付けていきます。

●その後、形を整えていきます。

●最後に、目指す髪型になるように、指先に付いているワックスで束感やハネを作っていきます

ドライワックスのみだとパサ付いて見えるのが気になる人は、クリームやファイバーワックスを最後に少しだけ指先に付け、毛の中間〜毛先に付けると良いです。

5.ボリュームが出にくい時はスプレーも

●ドライワックスだけではスタイルが持たない場合は、ハードスプレーでキープしましょう。

市販のハードスプレーは水分量が多い物があり、水分の重みで崩れてしまう事もあるので、かけすぎには注意しましょう。

▼やってはいけないNGポイント

●ドライワックスは伸びがあまり良くないのでムラになりやすいですが、手の平でしっかり馴染ませ、1箇所だけに付きすぎてしまう事がないように気をつけましょう。

●クリーム、ファイバー、バームなどを混ぜたり付け足す場合は、量が多くならないように注意しましょう。

ワックスの重みでスタイルの持ちが悪くなり、ペタンとなる原因になってしまいます。

■剛毛のスタイリング

  1. 手やスプレイヤーで髪をしっかり濡らします
  2. アウトバストリートメントを付け、ドライヤーの熱から髪を保護します

こちらも、髪の毛の中間〜毛先に付けるようにしましょう。

3.剛毛の髪を乾かす際は、基本的に上から下へ

●髪が広がらないよう、上から下に向かって、ボリュームダウンさせるように乾かしていきます。

●後頭部やトップなど、ふんわりさせたい所だけ、根元を立ち上げるように下から上に熱を当てましょう。

4.アイロンやコテで形を作ります

●こちらも180度前後の熱で、しっかりとカールを付けます。

●クセが強い人は、根元からアイロンでしっかり伸ばしておくと、広がりを抑える事が出来ます。

5.ワックスで仕上げます

●クリーム、ファイバー、バームを手の平で透明になるまでしっかりと馴染ませます。

●その後、髪全体にまんべんなく付けていきます。

●サイドや襟足などボリュームを抑えたい所は、毛を下に引っ張ると、広がりを防ぐ事が出来ます。

●最後に、トップや毛先など、手に残っているワックスで束感やハネを作り、前髪にもワックスを付けてスタイリングしていきます。

▼広がりを抑えるポイント

伸びてきたショートやボブは、サイドの毛がボワッとしてしまいます。 

サイドをねじってピンで留めたり、ヘアクリップなどで抑えるなど、簡単なアレンジを加えるだけでスッキリします 。

ワックススタイリングをするには、必ず下準備が必要

前述の『スタイリングの仕方』を読んで頂いても分かるよう、ワックスを使いこなすには、《ベースのヘアスタイルを整えておく事》がとても大切になります。

下準備で、7・8割のスタイルを作っておき、ワックスやスプレーで完成させます。

美容院でスタイリングをしてもらう時も、美容師さんはただ乾かしているだけではなく、『完成形』に近づけるよう、毛質や毛量を見極めてドライヤーで毛流れを作りながら乾かしています。

TVや雑誌で見る可愛いスタイルも、コテやアイロンでしっかりとしたベース作りをした上で、スタイリング剤でセットをしています。

普段やり慣れていなかったり習慣がないと、いきなり綺麗にスタイリングをするのは難しいかもしれませんが、今はYouTubeやインスタなどでも、ベース作り〜スタイリングまで載っている動画もたくさんあります。

色々試してみて、ショートやショートボブのスタイリングを、もっともっと上手くなっていきましょう!

以前のブログの、《ショートのスタイリングの仕方》や、《長い前髪のスタイリング法》の記事も、合わせて読んでみて下さい。