●お団子にする時のアメピンの留め方がよく分からない。どこに刺せば留まるの?
●アメピンで髪をまとめても、5分ぐらいすると取れてきてしまいます。
このような悩みにお答えします。
アメピンを上手く留められなくて悩んでいる人は多いと思います。
ですがアメピンは、必ず留める法則と、留まらない原因があります。
この記事では、アメピンの留め方の基本を細かく書いていきます。
基本がしっかり出来るようになれば、応用は出来るようになるので、頑張ってマスターしていきましょう。
アメピンの種類
皆さんが、ドラッグストアや100円ショップなどで見かけるアメピンは、こちらの3種類が多いかと思います。
①全体にウェーブのついたアメピン
②先端に玉のついたアメピン
③ストレートタイプのアメピン
他にも、スモールピンやUピンと呼ばれる物もありますが、これらは『髪をしっかり留める』事には向いていません。
髪を留めるには、上の3種類のピンを選ぶと良いですが、その中でも1番ガッチリと毛を留める事が出来るのが、ストレートタイプのアメピンです。
ウェーブのついたアメピンや、先端に玉のついているアメピンは、頭皮に刺さってしまっても痛くなく、安全性は高いのですが、強度はものすごく弱いので抜けやすいのがデメリットになります。
■ストレートタイプのアメピンを使いましょう
今までアメピンで留めても髪が留まらなかったり、時間が経つにつれてとれきてしまっていた人は、ウェーブタイプや玉付きタイプを選んでいた事も1つの原因として挙げられます。
ストレートタイプのアメピンは、使いこなすまでは痛かったりするかもしれませんが、強度は1番強いので、しっかり固定するにはオススメです。
アメピンを留めるのに大切なのは、しっかりとした土台
どんな事でもそうですが、しっかりとした土台のない物はすぐに崩れてしまいます。
髪を留めるのも同様、しっかりとした土台があってこそ、ピンをしっかり固定する事が出来ます。
例えばお団子の場合は、キュッっと縛ったポニーテールを作る事で、土台となる支えが出来ます。
まずは、しっかりとした土台作りを心掛けましょう。
アメピンが留まる原理と、留まらない原因
アメピンは、土台の毛流れに対して垂直に留める事で、しっかり留める事が出来ます。
逆を言うと、並行な状態で留めても、何本刺しても留まらないのです。
アメピンが取れてしまう人の多くは、この原理を知らずに刺してしまっている人が多いかと思います。
ピンを刺す時は、必ず土台と垂直になっているかをかくにしながら留めましょう。
アメピンの中に収める毛は、少なめにする
アメピンを刺した時に、ピンの中に多くの毛が入っていると、ピンが開いた状態になっています。
この状態だと、毛を挟む力が弱くなり、ピンが抜けてしまいます。
洗濯バサミで、洋服を10枚ぐらい挟んでいるのと同じ状態です。
挟む毛の量は、アメピンの上と下でしっかりと挟める量にすると良いです。
土台には、アメピンの長い方を刺す
先程も述べましたが、大切なのは土台です。
土台部分にピンの長いほうを刺す事で、よりしっかりと固定されます。
まずは、前からみえる位置で練習しましょう
合わせ鏡をしても逆さまに写ってしまって、こんがらがってしまうと思うので、頭の上や横など、前から見える位置で練習すると良いです。
練習の仕方
それではお団子を作る練習を、前から見える位置で説明していきます。
①頭の上にポニーテールを作る
土台をしっかり作るよう、意識しましょう。
②毛束を三つ編みにする
毛先はダッカールで留めるか、ゴムで縛っておくとやりやすいです。
③三つ編みをゴムに巻きつけていく
まず、根本の部分をしっかり固定します。
土台の毛流れと、アメピンが並行になっているか確認します。
1本で留まらなければ、2本、3本使って、しっかりかくじに留めましょう。
アメピンが土台と三つ編みの毛をしっかり挟む事が出来ていれば、この時点で手を離しても大丈夫です。
※手を離した時に、三つ編みが浮いてしまったり取れたりしてしまう場合は、アメピンが刺さっていないという言葉なので、ここでしっかり留められるようにしておきましょう。
④横を留める
この時も、毛流れと垂直になるように留めましょう。
⑤後ろの部分を留める
後ろは見えないのでやりづらいですが、毛流れは下から上に真っ直ぐになっているので、アメピンは真横に留めれば留まります。
合わせ鏡のほうがやりやすい人は、合わせ鏡をしてやりましょう。
⑥毛先を留める
毛先を留めておいたダッカールやゴムを外し、毛先も同様、土台の毛流れと垂直に留めましょう。
※始めはピンが見えてしまったり、たくさんのピンを使っても構いません。
確実に留められる事を目的に、練習しましょう。
まとめ
それではまとめます。
●アメピンはストレートタイプの物を使う
●しっかりとした土台を作る
●ピンは、土台の毛流れに対して垂直に留める
●ピンに挟む毛は少なめに
●ピンの長いほうが、土台(下)にくるように留める
この項目の中でも特に重要なのが、『土台の毛流れに対して垂直に留める』事です。
この記事の中でも何度も言いましたが、これは特にしっかり意識しましょう。
ヘアアレンジ は根気が必要
どんなに器用な人でも、1回で完璧に出来る人はいませんし、出来るようになったとしても、大切な事を忘れてしまい、出来なくなる事もあります。
毎日毎日根気よく練習して、出来るようになりましょう。
疲れたら休む事も大切です。
そしてまた、頑張りましょう。
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