【成人式・卒業式・前撮り】ヘアメイクのプロが髪飾りの選び方、取り扱い方、付け方について徹底解説!

【Blog】

自然の花や葉を乾燥させ、人工的に色を付けた物なので、生花以上の華やかさと鮮やかさがあります。

 

大人気のドライフラワーですが、メリットデメリットどちらもありますので解説します。

 

これから購入される方やご持参の方、または購入しようか迷っている方など、参考にしてもらえましたら幸いです。

【メリット】
・1本1本ピンになっている
・生花ではないので、長持ちする
・何度も使える

【デメリット】
・高温多湿に弱い
・繊細なため、折れやすい
・仕入れ場所や時期によって、質や色が微妙に変わる

 

■ほとんどのお花が1本のピンになっている

まずはメリットから紹介します!

①で紹介した大きな髪飾りは、いつくものお花がコームにまとまっている事が大半です。

 

ドライフラワーは1本1本ピンになっている物がほとんどなので、1カ所にまとめたり散りばめたりと、自分好みに付ける事が出来ます。

 

どんなスタイルでも、ドライフラワーの位置や量を変えるだけで、カジュアルだったりフォーマルだったりと、色々違った印象になります。

 

◆いくつかまとまっている物もあります

こんなかんじ。

 

このようにまとまっている物をたくさん付けても可愛いですし、バラの物とも組み合わせても良いですね。

 

■適切に保存すれば長持ちします

成人式当日に、生花を付けられるお客様もたくさんいます。

とてもステキなのですが、デメリットとしては1日しか持たない事。

ドライフラワーは乾燥させた植物なので、適切な保存方法を守れば、1年以上は持ちます。

保存方法については、デメリットで解説します。

 

■何度も使える

これは上記の続きにもなりますが、1日でしおれてしまう生花とは違い、ドライフラワーは長持ちします。

 

前撮りに使って、成人式当日も使い、卒業式があればその時も使えますね。

または妹様や親戚の方にお譲りしたり、1度しか使わないからな…と、フリマアプリで綺麗な中古を購入されている方もいらっしゃいました。

 

リサイクルもいいですね。

 

それではデメリットです。

 

■高温多湿に弱い

何度も言いますが、ドライフラワーは乾燥させて作られているので、湿気にとても弱いです。

また、人工的に色を乗せているので、熱のこもった場所に置いておくと色が飛んでしまいます。

 

温度が低く、湿気の少ない場所で保管しましょう。

 

密閉容器の中に入っている場合は、蓋を閉めっぱなしにしておくとしおれる原因になるので、たまに蓋を開けておく事で、乾燥を保てます。

 

■取り扱いには十分注意しましょう

ここまでの解説だと、《ドライフラワーは生花より強い》というイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、造花とは違い、元々は生のお花です。

 

そして乾燥させているため、強い力で持ってしまうと簡単にポキッと折れてしまいます。

 

◆扱い方

ドライフラワーの髪飾りは、お花のすぐ下(茎の部分)がワイヤーで出来ています。

 

お花の部分を持つと折れやすいので、使用する際は、ワイヤー部分を持って優しく丁寧に扱って下さい。

こうする事で長持ちして、何度でも使えます。

 

■業者や時期によって、かなり個体差がある

初めてドライフラワーを見る方には、「こういうものなんだ」という印象があるかと思います。

私も始めはそうでした。

 

ですが2度3度と入荷する度、色や形にかなりの差がある事を知りました。

ですがドライフラワーは自然の物なので、これは仕方がない事です。

 

個体差がある事は事前にお客様にお伝えし、私達も最大限、出品している写真と同じ物を発送するよう、心がけています。

以上、メリットとデメリットでした。

 

③流行の最先端は、金箔、水引き、組紐