元美容師、現ヘアメイクのプロが解説<美容室でのオーダーの伝え方>

【Blog】

美容室でやりたい髪型やカラーがあっても美容師さんに上手く伝わらない!なんてことはありませんか?

意思疎通したと思っても終わってみたら「あれ?」なんてことも…

せっかくお金を払ったのに満足いかない結果になるのは嫌ですよね。

今回は美容室での失敗しないオーダーの仕方を解説していきたいと思います。

まずは意思疎通から

美容師さんは毎日数多くのお客様を施術しています。

初めましてのお客様でも顔の形や髪質で似合う髪型のアドバイスができます。

しかし、初めて行く美容室で「全て美容師さんにお任せ!」という方は少ないと思います。

ですので、最初に伝えるべき大切なポイントを挙げていきます。

<カットの場合>

髪型には様々な種類があります。

ショート、ボブ、ミディアム、ロングは長さを伝えるのにいいですし、ショートと言ってもショートレイヤー、ショートボブ、マニッシュショート、カジュアルショートなど重さや形の違いもあります。

美容室に行く前に自分のやりたい髪型の名称を調べて画像を持って行きましょう。

その上で画像通りにするのか、

  • 髪の長さ(具体的に何センチ切るか)
  • 髪の重さ(重めのカットか、軽めのカットか)
  • 前髪、顔周りのカット(前髪や顔周りの長さや重さ)

など、画像よりこうしたいという要望があれば細かく伝えると失敗しないと思います。

<カラーの場合>

カラーはカットと違って薬品を使う施術です。

美容室で使っているカラー剤は基本1つのメーカーの物ですが、お客様の髪質は十人十色なので、1人1人違う髪質を思い通りに染めるのはとても難しいことなのです。

私もヘアメイクとして日々多くのお客様と接していると「オーダーした色と全然違った!」という声をかなり聞きます。

お客様の不満はとってもわかるのですが、美容師さんの気持ちはもっとわかるので複雑な気持ちになります…あと数回チャンスをあげてくれ!と…

カラーについても画像を持って行くのが一番なのですが、その他にも美容師さんが確認したいポイントがいくつかありますので挙げていきます。

  • ブリーチ、黒染めの経験(今現在の髪の毛でブリーチや黒染めをした経験があると染まり方が変わってきます。)
  • カラー剤の染まりやすさ(いままでのカラー経験で染まりやすいと言われるか、染まりにくいと言われるか)
  • カラー剤の持ち(染めてから色味が長く持つか、抜けやすいか)
  • 元の色素(カラーが抜けはじめると黄色くなりやすい、赤くなりやすいなど)

これだげの様々な条件の下お客様の要望通りの色に染めなければいけないとなると、とても難易度が高いことがわかります。

なので初めましての美容師さんにカラーをしてもらって完璧な色味になったらラッキーだったと思ってください。

完璧な仕上がりにならくても3回程度通うことをおすすめします。それでも満足いかなければ新たに美容室を探した方がいいかもしれません。

そして、カラーで大切なのは<染めたてがベストな色>にしたいか、<数日後にベストな色>にしたいかです。

私の場合、カラー剤が染まりやすく抜けやすい為、染めたてにベストな色にしてしまうと1週間程で色が抜けてしまうので、1週間後くらいにベストな色になるように暗めに入れています。

髪質に合わせていつをベストな状態にしたいか美容師さんと相談しましょう。

<パーマの場合>

パーマには大きく分けて<コールドパーマ><ホットパーマ>があります。

その中でも<コールドパーマ>には、<水パーマ><クリープパーマ><コスメパーマ>などがあり、<ホットパーマ>には、<エアウェーブ><デジタルパーマ><縮毛矯正>などがあります。

専用の機械が必要なパーマもあるのでメニューにない美容室もありますが、これだけいろいろな種類があるパーマの中からどれが自分に合っているか見つけ出すのは大変な気がしていまいますよね。

パーマに関してはとにかく髪の状態が大切です。

コールドパーマもホットパーマも、ハイダメージ毛にかけると【薬剤で髪がチリチリ】になるか、【パーマがかからず髪を痛めただけ】になります。

現在は昔より薬剤が進化しているのでカラーとパーマを同時にできる美容室も多いですが、薬剤が進化しているとはいえ、同時にできない美容室も多いです。

美容師さんにパーマを断られた経験がある方もいると思いますが、「美容師さんが下手だからできないんじゃない?」という考えがよぎってしまいます。

もちろんパーマも経験と技術が必要ですが、髪を痛めてしまうリスクが高いと判断した場合はお断りするのです。

パーマもカット、カラー同様画像を持って行くのが一番ですがその他のポイントを挙げていきます。

  • パーマ経験があるか
  • パーマ経験がある場合、前回いつかけたか
  • 前回かけたパーマの種類
  • 縮毛矯正をしているかどうか(縮毛矯正をしているとコールドパーマはかかりません)

ポイントを考慮して最適なパーマをかけますが、1回で上手くいくこともあればそうでないこともあります。

完璧な仕上がりになる為にカラー同様3回程度通いましょう。

意思をしっかり伝える

悩んでいて美容師さんに相談やお任せしたいことと、こうしたい!という要望を分けて話すことが大切です。

私の場合、

「カラーはブルーアッシュがいいけど、黄色くなりやすいのをどうにかしてほしい。」

「カットは髪型変えずに5㎝切ってほしい軽くしたいけどスカスカにしたくないので確認しながらやってほしい。」

縮毛矯正で癖を伸ばしたいけど、ダメージが気になるので縮毛矯正の種類はお任せしたい。」

赤線が要望する部分で、黄色線がお任せしたい部分です。

お任せしたいポイントに比べ要望の方が多いです。

とにかく譲れないポイントをしっかり伝えると失敗しないオーダーに繋がります。

色々要望を伝えたら面倒くさい人だと思われない?

この答えはノーです!

これは美容師さんもヘアメイクさんも共通して言えることです。

もちろんお客様の要望は聞きますが、細かい好みまで全て掘り下げるのは難しいんです。

何回も通って頂いている方と初めましての方を比べると美容師さん側が把握しているお客様情報の数に圧倒的な差がでます。

好みがはっきりしているお客様はスタイリストにとっても満足していただける施術をしやすいと思います。

日本人は控えめな文化の中で育っているので中々意見を言えない方が多いですが、時間とお金を使っているのに遠慮する必要はないのです。

もしいろんな要望を伝えて面倒くさそうにするスタイリストがいたら、それはスタイリストが悪いのです。

技術ももちろんですが、親身になって話を聞けるスタイリストが良いスタイリストと言えると思います。

まとめ

・伝えたいことを上手く話すには事前に「こうしたい!」ということをまとめておきましょう

・失敗されない為に遠慮せず自分の意見を言いましょう

・画像が一番わかりやすく要望を伝えることができます

・いままでの失敗談を話すと美容師さん側が注意できるポイントがわかります

今回は美容室で失敗しないオーダーの仕方について解説しました。

このBlogを読んで頂いた方の参考になれば幸いです!

それではまた次回のBlogをお楽しみに!

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