今回は以前アップした、入門編【ヘアゴムでオシャレにヘアアレンジ】に引き続き、ピンを使わずに出来る『ゴムだけアレンジ』です。
前回までは『くるりんぱ』について書きましたので、今回は、『くるりんぱ以外で出来るアレンジ方』をまとめました。
以前の記事をまだ読んでいないという方はこちらの記事も参考にしていただけると幸いです。
アメピンを上手く留められない、という人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
ハーフアップ
このアレンジは、サイドをねじって留めるだけなのですが、ゴムで縛るだけなので簡単なのと、アメピンで留めないので崩れる心配がありません。
- サイドの毛を取り、しっかりコーミングします。
※取る量は、自分の好みで大丈夫です。
2.毛束をねじり後ろに持っていき、留めたい場所の毛を少量取り、ゴムで結びます。
3.ほぐします。
4.反対側の毛もコーミングしてねじり、後ろに持っていきます。
5.先程の縛ったゴムの横の毛を少量すくい、まとめて縛ります。
6.ゴム部分に、バレッタを付けたら完成です。
綺麗に真ん中で結ぼうとしなくても、少しずれていてもそれがまた可愛いので、アレンジが苦手な方にも是非チャレンジしてもらいたいアレンジ方です。
ノットヘア
ノットヘアとは、「knot=結ぶ、hair=髪」という意味で、髪の毛自体を結んで作るアレンジ方です。
ノットヘアを使ったアレンジ方と、よりやりやすいポイントも書いていきます。
■サイドアレンジ
- 髪を横に向かって、丁寧にブラッシングします。
※ブラッシングを怠ってしまうと、最後に引き出す時に綺麗に引き出せなくなってしまうので、ここはしっかりとやりましょう。
2.サイドに持ってきた毛束を、2つに分けます。
3.1束をダッカールで留めておき、もう1束を下の方で、ゴムで仮留めしておきます。
4.ダッカールで留めておいた毛も、同じ様に下の方で仮留めしておきます。
5.2つの毛束を結び、結び目が取れないようにしっかりとゴムで縛ります。
6.仮留めしておいたゴムを外します。
7.全体をほぐしたら、もう1度キュッっと締めます。
8.毛先を巻いてヘアアクセを付けたら完成です。
《ノットヘアーのほぐし方》
『ノットヘアーの結び目の部分』のほぐし方は、結び目の両端と真ん中を引き出すと、立体感が出て可愛いです。
ほぐす順番は、トップ→ノット(結び目)の順番でほぐすと、綺麗に仕上がります。
※トップのほぐし方は、前回のブログを参考にしてみて下さい。
サイドのアレンジは、前から見えるので1番やりやすいです。
何度か練習をしてコツを掴んできたら、仮留めのゴムなしでやると、より早く出来上がります。
■後ろでノットヘアー
- 真ん中で2つに分けます
2.2つの毛束を結びます
3.ゴムで縛ってほぐします。
4.ゴムをキュッと絞め直し、同じく毛先を巻いて、ヘアアクセを付けたら完成です。
※やりにくい場合は、先程のように、毛先をゴムで仮留めしておくと良いです。
それでは始めに紹介したハーフアップのやり方と、ノットヘアーを組み合わせてアレンジを作ります。
組み合わせ応用ヘアー
- トップを6:4に分け、6の部分を結びます。
※頭の半分より下あたりで結ぶと、可愛く仕上がります。
2.残りの4の部分を、先程結んだゴムの横の毛を少し取り、結びます。
3.縛った部分をほぐしたら、下の毛を2つに分け、ノットヘアーを作ります。
4.ノットヘアーの部分もほぐしたら、ハーフアップの部分にヘアアクセを付けてゴムを隠します。毛先を巻いたら完成です。
※ノットヘアの部分は、たっぷりほぐしておけば、キュッと絞めるとゴムが隠れます。
ピンを使わなくても、アレンジを楽しめます
ピンを打つのが苦手な人は、たくさんいると思います。
ですが無理にピンを使わなくても、ヘアアレンジを楽しむ方法はたくさんあります。
今回紹介した『ゴムだけアレンジ』や、前回の『くるりんぱアレンジ』も、難しいと感じる人もいるかもしれません。
ですが『出来る出来ない』ではなく、まずはどれか1つでもいいので、自分に出来そうなアレンジを「やってみよう」としっかり決めて、やり続けてみて下さい。
結果ではなく、やろうと努力する事が大切です。
それでは今後も、このような《簡単アレンジ》を、ブログで書いていきたいと思います。
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